降水強度240mm/h

 2023年7月11日は昼過ぎを中心に雷雨となり、13時30分までの10分間に14.4mmの降水を観測しました。単純に1時間換算すれば80mmを超えることになり、その10分間だけを見れば猛烈な勢いだったことがわかります。

 また瞬間的な降水強度は240mm/hという大きな値を記録しました。降水強度の統計は取っておらず、過去の記録を見返してみたところ、10分間降水量19.3mmを記録した2020年9月10日でさえ強度は180mm/hでした。その他にも同程度の強度を記録した日が数回見付かりましたが今回を超えるものはなく、恐らくこれまでで一番の値ではないかと思います。

 ただ雨雲自体はそれほど大きなものではなく、約25分間当地に雨を降らせて東の方向へ去って行きました。雨雲の通り道に今回はたまたま当地が選ばれたということになります。

 画像は5分間降水量、5分毎の最大降水強度、気圧の変化、その頃のライブカメラからの様子です。

 気圧の急上昇が見られます。また気温は13時00分30.1℃→13時40分24.9℃という急低下を見せました。

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